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か っ た み ね じ ん じ ゃ   は い で ん
我妻家住宅 国指定重要文化財(建造物)

刈田嶺神社 拝殿

 神社で、神様がまつられている本殿に対して人々が神様に対面するための建物が拝殿です。
 刈田嶺神社拝殿は江戸時代後期の文政10年(1827年)に宮村の商人森久之助の出資で建てられました。簡素な装飾の本殿に比べ、この拝殿は、全体が当時の神社建築の特徴である華やかな彫刻で飾られています。
 神社建築の彫刻といえば竜や唐獅子、花などがおなじみですが、この拝殿には雪の中でタケノコを掘る青年の図が彫られています。これは、孟宗という孝行息子が神様の助けを借りて真冬にタケノコをとり、病気の母に食べさせたという中国の昔話を題材にしたもので、親孝行の大切さを伝える素晴らしい彫刻です。

刈田嶺神社 拝殿の彫刻
DATA
所有者 刈田嶺神社
所在地 蔵王町宮字馬場1
指定年月日 昭和58年3月28日
見学メモ
いつでも見学できます。
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