どきたんドットコムトピックス>手作り紙しばい「蔵王町ふるさとのむかしばなし」全国自作視聴覚コンクール最優秀賞受賞!


手作り紙しばい「蔵王町ふるさとのむかしばなし」
全国自作視聴覚コンクール最優秀賞受賞!


最優秀賞となった「蔵王町ふるさとのむかしばなし」(写真はシリーズ5「納豆和尚」)

 数年前より文化財保護係で制作していた紙しばいシリーズ「蔵王町ふるさとのむかしばなし」(全7作品)が、平成24年度全国自作視聴覚教材コンクール 社会教育部門の文部科学大臣奨励賞(最優秀賞)を受賞。9月14日、東京・霞が関で発表会及び表彰式が行われました。
 このコンクールは、地域におけるきめ細かな課題やテーマをわかりやすく伝える視聴覚教材作りを推進するためのもので、今年は4部門・総数123作品のエントリーがありました。私たちの作品は、社会教育部門60作品の中から最優秀賞に選ばれました。
 ちなみにこのコンクール、それに相応しい作品がないときは「最優秀賞は該当なし」となる厳格さ。実際、今年も中学校部門と高等学校部門は該当なしでした。


午前中に行われた発表会。全国から作品の出品者、受賞者が集まりました。

 発表会では各部門の最優秀作品の発表と審査員からの講評、意見交換が行われました。私たちの他には、小学校部門最優秀賞の宮城県大崎市「交通安全紙芝居 おむすびころりん」の発表もありました。映画・ビデオ・スライド・コンピュータソフトなど、多様な表現手法を用いることが可能な視聴覚教材のなかで紙芝居は少数派とのこと。そんな中で今年の最優秀賞はすべて紙芝居というのは、非常に珍しいことだそうです。
 また、それ以上に珍しいことには、受賞者が同一都道府県で占められたことです。審査委員長も講評の中で「厳正な審査の結果、偶然にもそうなった…」と強調していたので、よほど珍しいことなのでしょう。

 発表会のようす。蔵王町と大崎市、それぞれの紙芝居を上演。誰にでも使えるオーソドックスさを優先した私たちの作品と、自分たちで使うことに特化した大崎市さんの作品。同じ紙芝居というカテゴリーながら好対照でした。

午後に行われた授賞式。発表会とは打って変わって、胸に徽章を付けさせていただくフォーマルな式典でした。

 授賞式は、文部科学大臣(当日は名代出席)を招き、最初に「君が代」を斉唱するフォーマルさ。文部科学大臣からの表彰状をはじめ、主催者から表彰状、メダル、副賞をいただきました。

 全国自作視聴覚教材コンクールでは、各部門の最優秀賞のみが文部科学大臣表彰をいただけます(その他の賞は主催者表彰)。「最優秀賞を狙い続けてはや○年…」という常連参加者もいらっしゃるのですが、この表彰式に出席してみるとそのお気持ちも理解できるような気がします。

 受賞作品である「蔵王町ふるさとのむかしばなし」シリーズは蔵王町立図書館に収蔵されており、通常の図書と同様に貸出が可能となっています。興味のある方はぜひご利用下さいませ!

 おまけ。表彰式の会場からは東京タワーが見えました(^^♪ それと、東京スカイツリー!ヽ(^。^)ノ 東京って、高いモノがいっぱいありますよねぇ

平成24年10月26日更新<Y>

>>>トピックス一覧へもどる<<<     >>>ホームページへもどる<<<