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「だるま堂」再建成る!

再建された「だるま堂」(右)と「社務所」(左)

 今年7月に採択された「平沢弥陀の杉周辺整備事業」ですが、しばらくお伝えしないうちに着々と進行しておりまして(汗)、なんと!新しい「だるま堂」がめでたく完成しました!!

 「だるま堂」は、安産祈願の民間信仰「だるま講」のご神体をおまつりするお堂で、もとは平沢弥陀の杉のすぐ脇に建っていました。しかし来年度、弥陀の杉に支柱を設置するために移転することになったのです。事業主体の「平沢歴史の郷づくりの会」では、もとのだるま堂は解体処分とし、隣接地に新規のお堂を再建することとして着々と作業を進め、この度晴れて完成となったのです。

 今回、もとのお堂の解体にあたり教育委員会が調査したところ、解体したお堂は明治15(1882)年に再建されたものということがわかりました。つまり、この度の再建は128年ぶりの事業で、そして新しいお堂は「三代目」ということになります。

 新しいだるま堂は白木造り銅板葺きの二間社で、もとのだるま堂よりやや大きめに再建されました。だるま堂のご神体、石造の大きな「安産だるま」「玉石」「竜巻達磨尊」も、神抜きの後、無事遷座されました。このお堂を中心に、今後末永く「だるま講」が伝えられていくことでしょう。

旧だるま堂の解体に先立ち、
まずは神抜きの祈祷を行いました(9/6)
手作業で解体される旧だるま堂(9/6〜9)
解体完了 堂内には、巨大な石製のご神体が
安置されていました
旧堂は礎石建だった基礎。
法律の関係でコンクリート製です(9/27)
建築中のようす
建前。盛大に餅まきをしました(10/22) 屋根葺きのようす
完成!!
銅板葺きの屋根がまばゆく光っています!
お堂の内部。
正面には祭壇が設けられています
祭壇の奥には、ご神体が安置されています 総白木造りのお堂。照明も洒落ています
平成21年12月17日更新<Y>

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