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町指定文化財「遠刈田製鉄所高炉跡(とおがったせいてつしょ こうろあと)」は、蔵王町の近代史を彩る歴史スポットのひとつ。明治時代の製鉄所の高炉跡が残されているのは日本でここだけ!という貴重な史跡なのです(詳しくは、「指定文化財」のページ、「歴史と文化財めぐり」のページをご覧ください。
夏になると人の背丈ほどもある雑草が生い茂り、見学がむずかしくなっていましたが、このほど雑草の刈り払いを実施しました。日本でここだけ、遠刈田の地に残されたレンガ造りの高炉跡(基礎部分)をじっくり観察することができます。
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<メモ>
遠刈田製鉄所高炉跡は、遠刈田温泉の市街地から蔵王エコーライン方面へ県道を500mほど進んだ左手の杉林の奥にあります。ご見学の際は、未整備のため足元に注意してくださいね。 |
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刈り払い前。一面が草の海のよう。高炉跡はいったいどこに・・・? |
刈り払い開始。視界が開けて、赤い耐火レンガの基礎が顔を出します。 |
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右手前が3基並んだ熱風炉、左奥が高炉の跡です。 |
刈り取った草を手作業で集めます。 |
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高炉跡。中央が埋められていますが、ドーナツ状にレンガが積まれています。 |
熱風炉跡。レンガが敷かれた円形の基礎が3つ並んでいます。 |
平成21年8月5日更新<M> |