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梅雨の晴れ間の7月15日、「遠刈田温泉ミニマム史跡めぐり」が行われました。地域の、ごくごく身近にある歴史スポットを見学することで、自分たちの暮らしている地域をよりよく理解し、これからの地域づくりに活かしていけたら・・・という思いから、エコー母親クラブ・蔵王通り商店街婦人部・遠刈田温泉旅館組合婦人部の三者協同で主催したものです。当教育委員会の文化財保護係職員が講師として招かれました。
テーマは、「歩いて巡れる。短時間で巡れる。」
気温30度を超える酷暑の中、参加者12名+講師1名は、グデっとなりつつも6ヶ所のスポットを巡りました。貴重な町指定文化財がいくつも含まれるコースであるにもかかわらず、一番ウケが良かったのは「庚申碑(こうしんひ)」。これには講師もビックリ!「ここに食いつくかぁ〜!?」(笑)
今回巡った歴史スポットは、ほとんどの参加者が「来たことはあるけど、詳しいことは知らなかった」「いつも目にしていたけど、それがなんなのか考えることもなかった」というものが多かったようです。足元の文化財たちにも、興味深いエピソードがたくさん詰まっているんだ、ということを知っていただけた、とてもよい行事でした。
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蔵王刈田嶺神社境内にて。拝殿の彫物をマジマジと観察。 |
宮司さんから「蔵王の御山詣り」の貴重なお話を伺えました。 |
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岩崎山金窟址にて。ゴツゴツした巨大な岩山。 |
坑道から吹き出てくるのは、地中の冷気。「天然のクーラーね!」 |
平成21年7月17日更新<Y> |