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ね が え し の さ く ら |
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根返しの桜 |
樹高約15m、幹周り約3.8mという桜(エドヒガン)の古木です。この木には、平安時代の末に源頼朝軍が奥州を攻めたとき、この地で急死した荷運びの大牛の墓標として植えた山桜の苗が育ったものだという伝説が残されています。重すぎて運べなかった牛のなきがらを、道ばたに掘った穴に転がし入れた様子から「寝返り桜」と呼ばれていましたが、やがて今の名前に呼び変えられました。
この桜は、農作業の節目を知らせる「種まき桜」として昔から大切にされてきました。「枝を伐ると目がつぶれる」というたたり伝説も残されていますが、木を傷つけることを戒めるために言われてきたものです。
※根返しの桜は2015年6月に根元から折れて倒伏したために指定解除されました。現在は往時をしのばせる切り株が残り、傍らに後継樹が元気に生育しています。
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所有者 |
: |
個人 |
所在地 |
: |
蔵王町円田字広畑194-1 |
指定年月日 |
: |
平成11年12月1日 |
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いつでも見学できます(柵の中には入らないようにしましょう)。 |
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