い わ さ き や ま き ん く つ し |
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岩崎山金窟址 坑道跡 |
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籠山(かごやま) 籠山は、明治時代には遠刈田温泉の景勝地の一つとして親しまれていました。 |
遠刈田温泉の北西にある岩崎山は金や銀、銅などを含んだ鉱山で、戦国末期には金の採掘が始まっていたと考えられています。江戸初期には仙台藩主伊達家の命により採掘されていましたが、坑道に熱湯がふき出したため、やむを得ず閉山しました。後に藩主は、この事故で生き埋めになった多くの鉱夫を弔うため、坑道の奥に金の観音像を安置させたと伝えられています。
当時の採掘は「たぬき掘り」といって、体ひとつが通れるだけの細い坑道を、金の鉱脈に沿って縦横無尽に掘り進んでいくものだったため、この山の内部はまるでカゴの目のようになっています。このことから、地元の人々はこの山を「かご山」と呼んでいます。
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所有者 |
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蔵王町 |
所在地 |
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蔵王町遠刈田温泉字遠刈田北山 |
指定年月日 |
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昭和53年11月20日 |
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いつでも見学できます(坑道内には立ち入らないようにしましょう)。 |
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遺跡の現状は遠刈田公園の一角として整備され、説明板が設置されています。 |
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