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お く だ い ら け じ ゅ う た く |
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奥平家住宅 |
奥平家は家伝の系図によると村上源氏の流れをくむ家柄で、もとは村上姓を名乗り、平安時代後期の長暦3年(1039年)、始祖国重が小紫郷(現在の小村崎地区)に来住したと伝えられています。往時は刈田郡内に七千石もの知行を持つ強大な武家でしたが、戦国末期には伊達氏の勢力に属しました。江戸時代には小村崎・平沢村の肝入を勤め、江戸時代末期の天保9年(1838年)には大肝入格を得ました。
奥平家住宅は江戸時代後期の文化6年(1809年)に建築された萱葺き入母屋造りの民家です。現在、屋根は瓦形鉄板の覆いをしていますが、柱や梁などの基本構造は建築当初の状態を保っています。座敷には菊紋をいただく仏壇が造り付けられ、また、座敷裏には「武者隠し」と呼ぶ小部屋があります。仏壇は江戸初期の特徴が見られることから、新築時に古い家から移設したものと考えられ、当家の歴史の重みを物語っています。
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所有者 |
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個人 |
所在地 |
: |
蔵王町小村崎字西屋敷6 |
指定年月日 |
: |
平成9年3月31日 |
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個人の住宅ですので、通常は公開されていません。 |
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