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円田地区

白山神社
(はくさんじんじゃ)

樹齢400年の杉並木が素晴らしい

 伊達家臣 秋保頼重(あきうよりしげ)によって再建された、由緒ある神社です。

 秋保頼重は、名取郡秋保村(あきうむら)の領主 秋保家の傍流(ぼうりゅう)で、名取郡馬場村に暮らしました。慶長8(1603)年に刈田郡円田村に領地替えとなり、はじめは荻の窪に暮すも、後に北境(きたざかい)に移りました。所領は五十七貫文、家中三十五戸で、北境には秋保家中の屋敷町が形成されました。慶長18(1613)年にはサン・ファン・バウティスタ号の造船奉行に任ぜら
拝殿。基壇状の高まりの上に建つ。境内からは円田地区の田園風景が一望できる
れています。

 元和元(1615)年の大阪夏の陣のとき、白山神社に参拝してから出征したところ武功を挙げることができたとして、同社の社殿を造営し、境内に杉を植林しました。現在の参道杉並木の中にもこのとき植えられた杉が残っており、大きなものでは樹高30m、幹周6mという大木に育っています。 

最大の見どころ、参道杉並木。大きく育った杉の木を避けたため、石段が曲がっている。 伐採された杉の切り株。巨大さに驚く

アクセスマップ

所在地 蔵王町大字円田字白山26
所有者 白山神社
公開日 いつでも
料 金 無料
アクセス ミヤコーバス「円田」停留所から徒歩3分
駐車場 あり
現地までの案内表示 あり
現地での説明表示物 あり(神社縁起)
見学のための手続き 特にありません。ご自由にご見学下さい。
見学地の整備状態 良好

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