この度の東日本大震災に際し、長野県上田市よりわが町にあたたかい支援の手が差しのべられたことは、先にご案内のとおりです。
上田市の支援活動は、わが町だけに対して行われたことではありません。わが町同様『真田の郷』としてお付き合いがある白石市、深刻な津波被害が報じられた塩竈市などに対しての物的支援が行われたほか、塩竈市と登米市に対する給水支援、塩竈市に対する下水道被災状況調査支援、陸前高田市に対する保険衛生・健康対策支援、上田市広域消防本部による名取市、七ヶ浜町での捜索救助活動など、震災当日から活発な支援活動を展開してくれていたのです。
さらに、日本赤十字社に対して義援金700万円を送金したうえ、3月29日付けで総額5,300万円もの被災者義援金・支援物資購入費を予算化し、宮城県に対しては1,000万円もの義援金を準備して下さっています。
また、上田市社会福祉協議会ボランティア活動センターでは、長野県社会福祉協議会と連携して『災害ボランティアバスパック』という活動を実施しています。
この度の震災では、長野県北部でも非常に強い地震が併発しており、本来であれば上田市も大規模余震に備えなければならないところでしょう。であるにもかかわらず、遠く離れた我々東北地方のために、短期間にこれほど手厚い支援を実施して暮れているのです。
『真田幸村公ゆかりの郷』『六文銭のご縁』のレベルを超えた、隣人愛に満ち溢れた上田市の取り組みをここにご紹介するとともに、言葉では言いつくすことができないほどの感謝の気持ちを評させていただきたいと思います。
母袋上田市長、上田市議会各位はじめ、上田市の皆様、本当にありがとうございます!
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