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たんけん5 1700年ほどムカシの竪穴住居跡と土器たち

 立目場遺跡の発掘調査では、今から1700年ほどムカシの竪穴住居跡が3軒見つかったんだ。1700年ほどムカシというと、歴史の研究をしている人たちの間では「古墳時代前期」と呼ばれる時期にあたるんだよ。古墳時代の文化や政治のしくみが根付いた時期なんだ。この時期の竪穴住居は、家の真ん中に「炉(ろ)」があったんだ。そこでたき火をして、明りや暖房にしていたんだよ。

 この時期の土器たちを見てみると、どれもていねいに作られているのがわかるんだ。「壷(つぼ)」「器台(きだい)」「鉢(はち)」などは、表面がツルツル、ピカピカになっているよ!それに、赤い色が塗られているものもあるんだ! 他には、底にロケットのノズルみたいな台がついた「台付甕(だいつきがめ)」ってのもあるんだ。 壷や甕など、大きな土器は、きれいなまんまるい胴体をしているんだよ。

1700年ほどムカシの竪穴住居跡 土器たちを発見!真ん中の、床が赤くなっている部分が「炉」だよ!
1700年ほどムカシの土器たち。赤く塗られているのや、脚がついているのがあるね! この時期特有の形の土器「器台」。名前の通り、小さな鉢などの土器をのっける台だったんだよ!

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