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谷地遺跡の発掘調査がはじまりました
 
 谷地遺跡は、蔵王町役場の西側約650mの県道沿い一帯に広がる縄文時代の遺跡です。公共施設の建設計画に先立って、町教育委員会による発掘調査が今日から始まりました。
 遺跡は、松川の北側に広がる低い丘(河岸段丘)の上にあります。周辺には縄文時代の遺跡がいくつも立地していて、はるか数千年前の縄文時代にも、この一帯がとても住みよい場所だったことを物語っています。
 谷地遺跡の一帯も畑から土器や石器が見つかる場所として地元の人にもよく知られていましたが、本格的な発掘調査は今回が初めてです。
 発掘調査の様子は「どきたんのドキドキWEB日誌」でもお知らせしていきます。どんな発見があるかお楽しみに!

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3日前に梅雨も明けて、発掘調査初日は抜けるような青空。手前の草地が発掘調査場所で、右奥に見えているのは青麻山です。
調査員が土の様子を観察しながら、重機で少しずつ表土を掘り下げていきます。 縄文土器のかけらにまじって、完全な形の磨製石斧が出土しました。
 

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※発掘現場は県道沿いにありますので、晴れた日には歩道から発掘作業の様子を見ることができます(発掘現場の中は深い穴が掘られていたり、壊れやすいものがあったりするので立ち入ることはできません。ご了承ください)。
平成23年7月14日更新
 
 

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